相続 岐阜|きずな支援センター

当センターは、遺言・相続・事業承継を目的とした、弁護士事務所と税理士事務所の共同センターです。  

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税務調査官の対応③

税務調査官の対応③

聞いている意図は何か?

本人の生い立ち、経歴、趣味、性格を聞くことにより、お金の全体の流れをつかみたいのです。

 

たとえば、ある会社に就職していつ退職し、次の会社へ就職したという話をします。

それによって、その都度の退職金はどうしたのか?

経歴、職業によってどれくらい収入があったのか?

 

また、趣味は性格によってお金の使い方がわかるというものです。

「主人は無趣味で地味でした」ということは、しっかりお金は貯め込んだのではないか?

「ゴルフが趣味で・・・」ということは、ゴルフ会員権があるのではないか?

さらに。

「病院に入っても一週間くらいで亡くなった」ということは、病院の支払いは少額で済んだということか?

私(奥様)は働いたことはない。実家の相続では何ももらっていない」ということは、奥様名義の預金は、本当はご主人のものではないか?

「子どもの収入はまだ若いのでたいしたことはない」ということは、子ども名義の預金は、本当はご主人のものではないか?

 

・・・等々、やりとりのなかで調査官の意図ねらいが隠されています。

(続きは次回)

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