債務控除③
債務控除できる葬式費用には次のようなものがあります。
通夜費用(飲食代を含む)、葬儀・告別式の費用、葬儀会場借上費用、出棺費用、火葬費用、読経料や御布施等々。
これらの費用のなかには、領収書が発行されなかったり、もらえなかったりするものがありますが、常識の範囲内であれば認められますので、メモにより金額を残しておきましょう。
一方、香典返し費用、墓地、仏壇購入にかかる未払金、法会(初七日、四十九日等)の費用や海外にいる相続人の帰国費用などは控除することができません。
まとめ
差し引けるもの | 債 務 |
住宅ローンなどの借入金、金融機関への債務 |
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クレジットローンなどの各種の未払い債務 | ||
事業上の買掛金、未払い金など | ||
生前の医療費、入院費など | ||
税 金 |
死亡した人のその年の所得税 | |
納期限が未到来の死亡年分の固定資産税・住民税など | ||
葬式費用の一部 | ||
差し引けないもの | 墓地や仏壇などの非課税財産の未払債務 |
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