何人くらいで来るのか?
通常の調査であれば、1人か2人です。
実際には1人のことが多く、2人で来たとしても、1人は補助または見習い的な人で、多数でやってくることはほとんどありません。
もちろん、相続税の金額が多額であれば、3~4人のこともあります。
参考までに、調査官の肩書きを見れば、どの程度の調査かだいたい分かります。
一般の税務署の調査官となれば、通常の調査です。
税務署の特別調査官となれば、名前の通り「特別」ということで相当なベテランがやってきたということです。
この場合は2人でやってきます。
さて最も調査の厳しいのは「国税局課税第一部資料調査課×××です」という人が相続税の調査に乗り出してきたときです。
泣く子も黙る、いわゆる「料調調査」です。
ここでは大口資産家の資料を一括管理しています。
時効に関係なく、資料を保存してあります。
相当な金額がでることの確信をもって調査にやってきます。
相続税における「マルサ」と言っても過言ではありません。
通常、資料調査課がでてくるときには、億単位の取り扱いですから一般の人には関係ありません。
(続きは次回)