『遺言書を作っておいた方が良い』と言われる理由
遺言書は子孫に財産を残して亡くなられる方の最良の意思表示の方法です。
「お前にはこの家をやる」
「お前には預金をやる」
などと、各人ごとに口頭で伝えるのも遺言です。
が、亡くなられたあとで相続人の間で
「言った」「言わない」
「聞いた」「聞いていない」
の争いになり円満に遺産分割ができなかった事例は数多くあります。
このようなもめごとを回避するためには文書で残しておくことが有効です。
遺言を残すこと、しかも、その遺言を文書で残すことは相続対策のなかで最も重要な「遺産分割争い防止策」の中心柱となります。
これが『遺言書を作っておいた方が良い』と言われる理由です。
(続きは次回)