何を調べられるのか?
調査の冒頭、いきなり金庫の中を調べるわけではありません。
そんなぶっきらぼうな調査はしません。
若い調査官はまさに「マニュアル通り」です。
「このたびは、相続税調査にあたって、個人のプライベートなことをお聞きしますが、決して興味本意ではなくて、被相続人の財産形成について調査させて頂きます」という調子です。
さて、順序通りとなると次のことを聞いてきます。
- 故人の生い立ち、経歴、趣味、亡くなった原因、病状等
- 奥様や家族の状況(奥様の実家のこと、過去において働いていたことがあるのか)
- 子どもの勤務先、収入等
(続きは次回)