税務署は預金をどうやって把握するのか?
税務調査が実施される場合には、調査前に本人はもちろん家族全員の預金を調べてあると思います。
銀行では本人以外の家族名義であっても、顧客台帳として一括管理しています。
特に大口預金者はしっかり名寄せして管理しています。
定期預金が引き出された、土地の売却代金、株式の売却代金が引き出されたなど大口の預金の引出しは必ず確認しその行方が追われます。
この引き出されたお金が、他の銀行又は郵便局などの何らかの預金になっているか、または何かを購入しているかを確認します。
借入金の使用目的も問われる場合があります。
借入金で建物の建築、土地の購入、株式の購入、または貸付金になっているケースもあり、いずれにしても大口のお金が引き出されたときは、その行方を確認するのです。
(続きは次回)